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コンサルタントコラム

2015年5月27日

◆ 人が育つ、効果的な学びのススメ ◆


「『報連相』が社会人の基礎であり、大事なことはわかっていました。しかし、
 その必要性をじっくりと考えたことはありませんでした」

先日、新入社員研修の『報連相研修』をした際、吉井さん(仮名)がこのよう
な感想を述べた。

「一番強く印象に残ったのが、報連相を疎かにすると色々な無駄が生じて
 しまうというところでした」

セオリーとして報連相が大事であることは、いろんな本や研修でも教わること
ができる。しかし、頭でわかっていても、実践できないことはよくある話だ。

当社では様々なアクティビティーやゲーム、ワークなどの『体験』を通して
理解・納得できる研修プログラムを実施している。セオリーがセオリーだけに
留まらず、頭だけの理解ではなく「腹に落ちる」ことを重視している。

また、具体的な事例を豊富に紹介することで、イメージをしながら理解して
もらうので、納得度は高い。

今回、吉井さんは「報連相 共働ゲーム」というプログラムを通じて、大きな
気づきを得られたようだ。

ゲームでは、4〜5人で1チームとなり、それぞれが「自分にしか知り得ない
情報」を持っている。その情報を全員で引き出し合い、制限時間内に正解を
導くという指令が与えられる。

情報の内容を整理できず「無駄な報告」をしてしまうとロスが出るし、肝心な
情報の「連絡(報告)」を怠ると絶対に正解を導き出すことができないように
なっている。

中でも、もっとも大事になってくるのが「相談」だ。

「こんなことを聞いてしまうと混乱するのでは?」
「ある程度までは自分で答えを導き出さないと…」
「相談をすると、相手に迷惑がかかってしまうのではないか?」

このような心理的要因によって、相談が阻害されることは多く見られる。

果たして、吉井さんの所属するチームの結果は…?
残念ながら1回目のチャレンジでは、不合格となってしまった。

「共働ゲームでは、自分の持っている情報を報告すること。視覚的にわかり
 やすくしたり、時間を意識して連絡すること。みんなで相談し合い、解決に
 向かうことが体験できて『報連相』の重要性を学ぶことができました」

吉井さんは振り返って感想を述べた。

報連相のような実践的なことを事前に学ぶことは難しい。しかし、その重要性
を理解している人と理解していない人では、その後のOJTでの学びは大きく変
わってくる。だからこそ、事前に研修の場で疑似体験をすることは重要だ。

新入社員が配属して約2ヵ月が経とうとしている。貴社の新入社員たちは順調
に育っていますか

株式会社フェイス総合研究所 上席執行役員 四宮 敬仁