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コンサルタントコラム

2015年9月16日

◆ 小さな、良いことを、たくさん ◆

7年前に初めてお仕事をお手伝いし、1年前に復職してから、ずっとご贔屓にし
ていただいているA社。
先日、そのA社で東日本エリアの経営幹部合宿研修を実施した帰り、久しぶりに
上島社長(仮名)とお話しする機会に恵まれた。

元・公認会計士の上島社長はご自身もたいへん勉強熱心な方である。
社員育成についても並々ならぬ情熱を持っていて、全社員に月刊誌を定期購読
として配布し読書会の場を設けたり、一人ひとりの社員に年間の教育予算が
与えられ個人の裁量(英会話スクールに通う、資格を取る、有料セミナーを
受講する等)で利用できるよう制度として確立されている。

そんな上島社長が現在、社員育成において最も大事にされている考え方で、
特に気を付けて言葉にされているのが、この『小さな、良いことを、たくさん
する』というもの。

一見「当たり前」に思えるような心掛けであるが、改めてじっくりと見つめて
みると、とても大切な心掛けであり、そして実に効果的であると思えた。

大きな何かをしよう(あるいは、させよう)と思うと準備がいるし、躊躇も
生まれる。一方、小さなことなら気づけば即行動に移せると思うのだ。

また、元来「大きなもの」というのは見えやすいものであり、わざわざ指示し
なくても、ほとんどの人が自分自身で気づいて取り組んで行くものだとも思う。

そして「良いこと」というフレーズが、なんとも心地よい。
「大きな・大変なこと」をするには勇気も、勢いもいるが、「小さな・良いこ
と」に取り組むのはハードルが低く、取り組みやすさ、実践のしやすさが格段
に上がる。

そして、それをたくさん(=数多く)すること。

これも大事なことである。
内容よりも、手数が大事な場面だってある。いろんな場面、様々なシチュエー
ションにおいて、常に意識ができるのは、この「たくさん」というキーワード
が効いてくると思う。

非常にシンプルであるが、中身・内容の深いこの一言。
私も週末から、早速この心構えで行動するようにしている。

株式会社フェイス総合研究所 上席執行役員 四宮 敬仁