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コンサルタントコラム

2016年2月17日

◆ 再会 ◆


約10年ぶりの再会でした。
品川駅から徒歩5分、待ち合わせ場所のホテルのラウンジがある39Fまでエレベーターで昇りながら、私は久しぶりにお会いすることに少しばかり緊張をしていました。

39Fに到着し、スタッフの方に案内されて向かった先には、窓から品川駅周辺を一望できるラウンジがあり、その片隅に既にその方は座っていらっしゃいました。

「やあ、針生くん!久しぶり!」
差し出された手は昔と変わらず大きく、力強かったです。

再会を果たしたお相手は、「秦 明雄」さん、私より4歳年上の経営者です。
大学卒業後、金融機関の融資部を経て、アミューズメント業界にて起業。
意気揚々とスタートしたものの半年後には倒産の危機となり、企業は「人」であることを痛感され、危機的状況の中で心理学・コミュニケーションスキルを学び、人材育成に活用した結果、1年後には会社の売上が一気に向上するという奇跡的な立て直しを実現された方です。

また、その後はNLPやコーチング、禅などを学ばれながら、またプライベートでは子育てを通じて、人間は本来誰もが「変化・成長していく無限の可能性」を強く感じ、現在はアミューズメント業界での経営と同時に大学生、フリーター、ビジネスマンの人材育成や、個人事業主・会社経営者向けのパーソナルコンサルティングに携わっていらっしゃる方です。
昨年、「13才から君を幸せにする15の教え」という本を出版され、今年からレインボータウンFMラジオにて、ご自身の番組を毎月1回放送されていらっしゃいます。
私が秦さんと出会ったのは、私が前職の人材派遣会社(アミューズメント業界を対象としたサービス向上のための人材派遣会社)に勤めていたころでした。
当時は、秦さんの会社に人材を派遣しながらも、欠員が生じてしまった時は、私自身がスタッフとして現場に入ることもありました。
そんな時、仕事の合間には、組織やお店を良くすることについて、二人でよく話をしたことが今でも思い返されます。

それから10年の時が流れたのですが、つい先日弊社で企画をしたセミナーの案内FAXをお送りしたところ、秦さんから久しぶりにお電話を頂戴し、10年ぶりに再会することとなりました。

秦さんには、私は初めてお会いした頃から、いろいろなお話を伺う中で、そのお考えややり方に非常に共感するものがありました。
今、10年を経て再会し、その間にお互いが経験し、学んだこと等を話し合っていると、10年前と変わらぬ感覚が甦るとともに、秦さんは私に新たな刺激と気づきを与えてくださいました。

ただ、楽しい時間は瞬く間に過ぎるもので、お別れの際にまたの再会を約するとともに、前記した秦さんが書かれた「13才から君を幸せにする15の教え」を頂戴しました。

帰りの電車内で早速頂いた本を読むと、とても平易に書かれていらっしゃるので、子供にはもちろんのこと、悩めるビジネスパーソンや悩めるリーダーの方、また子育て中の親御さんにも十分読んでほしい内容でした。
15の教えが本の中に散りばめられているのですが、その中から私のお勧めとして、今回は2つの教えを紹介させてください。

※7番目の教え
「ネガティブな感情(いかり・おそれ・不安・さびしさなど)を感じても、 悪い感情であると否定しないこと。
その感情も全て自分の一部であると認めること。
ネガティブな感情は、今のあなたが「本来の自分」ではないことを教えてくれる大切なメッセージ。
本能的に自分のネガティブな感情をかくしてしまう不健全な習慣を少しずつ変えていくこと」

※13番目の教え
「今までの過去があって現在の自分がいる。
そしての今の自分が想像するこれからの自分は・・・」と、過去・現在・未来を延長線で考えるのはやめなさい。
「過去のあなた」「現在のあなた」「未来のあなた」は全くの別人。
なぜなら過去も未来も記憶や創造という思考(幻想)の世界であって「今この瞬間のあなた」がいつのときでも全てだから。

他の教えもとても心に染み入り、何度も読み返したくなる内容でした。
決して本の宣伝ではなく、本心から皆様のご参考になればとの思いで、ご紹介をさせていただきました。

私にとって10年ぶりの再会は、とても刺激的であり、たくさんの気づきをいただくことが出来た時間でした。

株式会社フェイス総合研究所 上席執行役員 針生 英貴