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コンサルタントコラム

2016年5月25日

◆ 「ぱ」と「ら」の違い ◆


「一字違いで大違い」。本日はそんなお話をさせていただく。

大阪に本社を置き、全国展開で建設機材を取り扱うS社の新入社員フォローアップ研修の際、未来への期待と希望があふれる受講者たちに、この「一字違いで大違い」の話をさせていただいた。

「しん□い」される人から ⇒ 「しん□い」される人になる。

これが皆さんの当面の目標です。
さて、この□に入る一文字は、それぞれ何でしょうか?

答えは冒頭のタイトルにある「ぱ」と「ら」である。
入社したばかりの彼らに対して、上司・先輩がまず感じていることは「しんぱい(心配)」な気持ちであろう。
そして、そんな彼らを『なんのため』に私たちが育成しているのか?と目的を問われれば、それは「しんらい(信頼)」される人になっていただくことであると考える。

「心配」と「信頼」の違い。
例えば、新入社員の場合は以下のような傾向が考えられるのではないだろうか。

【しんぱい(心配)される人】
・自分に与えられた目標が達成できない。
・ルールや約束事を守れない。
・体調管理ができない(遅刻や欠勤をしてしまう)。
・出てくる言葉が、後ろ向き。
・向上心がない。
・知識・情報が乏しい。
・生返事で済ましてしまう(物事をおざなりにしてしまう)。
・言動が「自分本位」である。

そして、それらのすべて真逆が
【しんらい(信頼)される人】
・自分に与えられた目標をしっかりと達成していける。
・ルールや約束事を守る。
・体調管理が万全(常に明るく、健康的)。
・出てくる言葉が、前向き。
・向上心がある。
・知識があり、情報アンテナがしっかり立っている。
・わからないことは正直に「わかりません」とハッキリ伝え、物事を曖昧にしないで、常に確認を取ろうとする。
・「相手本位」で考え、行動することができる。

このように書き出してみて気がついたことだが、これらは決して「新入社員」だけに当てはまることではなく、ましてやビジネスの場面のみならずプライベートにおいても同様のことが言えると思う。

私自身も、まだまだ周囲から「しんぱいされる人(=周囲に不安を感じさせてしまう行動をとってしまっている)」であることが多くある。

一字違いで大違い。

弱い自分と闘いながら、しっかりと自分自身に矢印を向けて、これからも一人でも多くの方から「しんらいされる人」になって行こう。

そう思った。

株式会社フェイス総合研究所 上席執行役員 四宮 敬仁