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コンサルタントコラム

2016年8月10日

◆ 関係性の変化が成果を変える ◆


読者の皆さまが属する組織では、利害関係にある社員同士、もしくは部署同士が『相乗効果』をしっかりと発揮できているだろうか?
『相乗効果』の発揮を望むのであれば、今回の話をヒントにしていただければ、と願う。

弊社の話で恐縮だが、つい最近「チーム内の相乗効果によって一つの大きな成果」を出すことができた。

私たちフェイス総合研究所では「理念経営」をお客様に推奨する上で「自らが社内で理念経営を実践すること」をとても重要視している。
なぜなら、これまで培ってきた「理論」のみならず、その「実践」とを併せて、お客様に貢献するスタンスでなければ、変化の激しい昨今、お客様の組織で抱える複雑化した悩みを十分に解決することなど、到底できないと考えるからだ。

自己流の解釈かも知れないが、どこかで拾ってきた知識や過去の成功体験によって解決に至る場合もあると思うが、現在進行形である「日々の経験」も課題解決に対して、大いに役立つものであると考える。

日々、社内の中で一人ひとりがミッション実現のために主体的に考え、実践・行動する組織を目指して行き、お客様から「フェイスさんの社員みたいに活き活きと楽しく働いている組織に、私たちもなっていきたい!」と言ってもらえることは、私の目標の一つでもある。

そんな私たちが、自身のミッション実現のために大切にしている行動指針(VALUE)の中に『相乗効果』という考えを置いている。
関係する者同士が、お互いに協力し合って、掛け算での効果・成果をもたらせる。
非常にベーシックな考え方だが、本当の意味でこの『相乗効果』が発揮されている組織は少ないと感じる。

多くの組織では「遠慮」「自身の価値観の正当化」「無関心」「足の引っ張り合い」あるいは「不信」という感情が巻き起こり、相乗効果を発揮するどころか、時にマイナスのエネルギーを生んでいることさえある。

では『相乗効果』はどのようにすれば発揮されるのか?
それは「目的」に集中する関係性を作ることだ。

元マサチューセッツ工科大学教授のダニエル・H・キム氏が提唱する『組織の成功循環モデル』によれば、

「関係の質が変われば、思考の質が変わり、思考の質が変われば、行動の質が変わり、
 行動の質が変われば、結果の質が変わる。結果の質が変われば、関係性の質が変わる」

という。

好き嫌い・過去・感情・偏見を捨てて、目的に集中し関係性が変わったことにより、思考も行動も変わり、結果が変わる。
そして、その結果により「信頼関係」という副産物を得るという好循環が起こる。

かの有名なドラッカー氏も

「人間関係に優れた才能があるからといって、良い人間関係が築けるわけではない。
 仕事や人との関係において良好な関係性を築くには、目標に対する貢献に焦点を合わせること。それによって横へのコミュニケーション(=チームワーク)が可能となる」

と語っている。

目的達成のための貢献に集中していく関係性を通して、自分たちの実力を遥かに上回る結果を出すことができた今回の「経験」から気づけたことは、『相乗効果』が発揮されていない組織には、まだまだその力が眠っているということだ。
そして、『相乗効果』を引き出すことができれば、きっと皆さんの組織でも驚くような結果が待っているはずだ。

さて、私たちが、過去・感情・偏見をどのように捨て、どのように目的に集中することができたのか?
詳細はさすがにこちらのコラムでは書ききれない(または言えないこともある)ので、ご興味ある方は弊社スタッフまで気軽にお声がけいただきたい。

株式会社フェイス総合研究所 上席執行役員 針生 英貴