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株式会社 やさしい手様

株式会社 やさしい手様
設立 平成5年10月1日
事業内容

1.指定居宅サービス事業
 訪問介護(滞在・巡回)/訪問入浴介護/通所介護(デイサービス)

 福祉用具貸与販売・住宅改修/短期入所(ショートステイ)
2.指定居宅介護支援事業所
3.委託事業
 包括支援センター/在宅介護支援センター
4.有料職業紹介事業
5.一般労働者派遣事業
6.フランチャイズ事業
7.各種介護職員養成講座
 (初任者研修・都県指定ホームヘルパー2級養成講座・他)
8.サービス付き高齢者向け住宅運営事業

導入商品 ・メンター導入に伴う研修、フォロー研修
「介護業界」に進出する企業が多い中、最も多角的にビジネスを展開している 株式会社やさしい手。訪問介護や通所介護を主軸とし、それに付随する介護職・ 看護師の人材派遣、ホームヘルパーの養成、福祉用具販売、介護住宅への改修、 介護の仕事情報サイト運営などを展開している。

■人知れず悩み、誰にも相談できない新入社員

配属が決まった後、現場業務に関してはOJT担当者を付けて見てもらっていました。実際の現場業務をやりながら、同じ職場の先輩が見る。そのやり方は当初、一番良い方法だと信じていました。しかし、現場でのOJTでは業務は覚えられるものの、姿勢や意欲、心構えなどは先輩の個人的な経験値に頼らざるを得ませんでした。

その中でも、価値観が合わない方とどう付き合っていくのか、というテーマが一番大きかったように思います。学生の頃はそういう付き合いはしなくても大丈夫でした。しかし、社会に出るとそうはいきません。好きな人同士で仕事をするわけにはいかないからです。

例えば、現場のOJT担当者が苦手な人だったらどうでしょうか。その新入社員は、介護という世界に希望を持って飛び込んだものの、その悩みを誰にも打ち明けられないまま、最悪の場合、職場を去って行ってしまうと思います。

■メンター・メンティ制度を導入したけれど…

株式会社 やさしい手様 人知れず悩んでいる新入社員に対し、私たちが会社として何ができないか考えた結果、メンターメンティ制度を取り入れることを決めました。直属の上司や同じ職場(現場)の先輩たちではなく、他事業所の先輩社員がメンターになることで、なかなか打ち明けられない悩みを聞いてあげる、そんな効果を期待したのです。

しかし、実際に自社で運用したとしても なかなかうまくいかないのではと感じていました。なぜなら、メンターの役割として、メンティの相談役程度に考えている人が、ほとんどだったからです。親身になって相談しても、なかなか解決できない。メンター・メンティ制度をどう改善し、運用していけばいいのか、悩んでいる矢先、フェイスさんと出会いました。

■メンターが育つ制度

私たちが掲げている理念には、『ソーシャル・ドリーム・キッズ』というものがあります。それは、『社会的ニーズを満たしていくために夢を持って働く集団になる』という思いを込めています。メンター・メンティ制度を導入しようと考えたとき、この理念をどう関連付けていくのかが、一番難しいポイントでした。

当初、色々な研修会社の話を聞いていましたが、多くの研修はメンタルヘルスに重点を置いた、“理解する”研修がほとんど。しかし、メンター自身がこの取り組みを通して成長するという視点と、理念である『ソーシャル・ドリーム・キッズ』という視点で考えた結果、フェイスさんの提案が一番当社にマッチしていると感じました。

フェイスさんが提案されたメンター研修の特徴としては、なぜメンターが必要なのか、どうすれば理想的なメンターになれるのか、という土台を、自分たちの過去を振り返りながら学ぶことでした。学ぶというより実感するという言葉の方が合っている気がします。そして、次の日から行動に移せるように、概論だけではなく具体的な行動をもとにアクションプランを立て、一人ひとりの目標としました。

研修での一番の気づきは、『色々な視点から物事を考えてみる』ということでした。自分の視点だけではなく、上司や職場の先輩、新入社員やご利用者の視点で考えることで、相手を思いやることができる。客観的に判断することができる。そう気づかせてくれた研修でした。

フォロー研修では、実際に制度を運用して見て分かった悩みを共有し、全員でどう解決していくのかを話し合いました。同じように悩んでいる仲間たちを知って、今まで張りつめていた気が楽になったスタッフが多かったように思います。
株式会社 やさしい手様

■ネガティブな退職者が0人に

株式会社 やさしい手様 まだまだ、メンター・メンティ制度は始まったばかりですが、少しずつ効果が出て来ています。昨年に比べ、1年以内での退職者が劇的に減りました。また、その退職者も、ネガティブな理由だったのは0人。今回の取り組みがなければ、違う結果になっていたかもしれません。

最終的には、この制度を通してメンター、メンティの双方が夢を持ってもらえるようになることを期待しています。こんな働き方がしたい、こんな先輩みたいになりたい、こんなことが好きだ、何か一つでも「これだ」というものを見つけ、それを伸ばしていってほしいと思っています。そしてそれが、『ソーシャル・ドリーム・キッズ』につながっていくんだと思います。

取材協力:株式会社やさしい手 様